コスメティックスに使われているワセリンとは

みんなに内緒の美しい人のヘアケアワセリンは肌の保護効果が高い天然ミネラルオイルで、医療現場でも幅広く使われています。
コスメティックスとしては、少量でポイントメイク落とし、つけまつげトリートメントとしても使えます。

日焼け促進効果があるので夏場に頻繁に使うことはあまりおすすめできませんが、
指先に少しだけ付けてよく伸ばし、肌に均一に塗るとベタベタせず良いです。
また塗った上からラップを巻くとスキンケア効果が高まります。

ワセリンは高価なコスメティックスに比べ、成分が安定しており酸化しにくいという利点もあります。
直射日光に当てないように保管すると、開封後2年くらいは使えます。綺麗な髪へ

また、コスメティックスを使う上で、肌に潤いをしみ込ませることを売りにしたスキンケア商品が
たくさんありますが、 肌を守るのに大事なことは肌が本来持っている潤いを
逃げ出さないように保護することが最も大切です。

プチプラ万能ケアアイテムとして人気!ワセリンはどう生まれた?

ワセリンが生まれたのは1859年アメリカ初の油田、ペンシルベニア州タイタスビルです。

石油掘削現場は、労働者たちのケガが絶えない危険な現場です。
石油採掘機のポンプやロッドにこびりつく、黒いベタベタのロッドワックスと呼ばれる
石油由来の物質は、機械の故障やトラブルの原因になる厄介者でした。

ところがこのワックスは、切り傷や擦り傷などのケガに塗ると治りが早くなる、と
労働者たちの間で軟膏として使われていたのです。

このロッドワックスに注目した22歳の科学者、ロバート・チーズブローが
不純物を取り除いて、より効果を高めたワックスを精製します。

こうして工業的に精製された、ワセリンが生まれたのです。

1865年には精製工場を完成させ特許を申請、1870年には
スキンケア商品として量産化されることとなるのです。

チーズブローはワセリンを万能の薬と信じて、96歳で亡くなるまで
毎日スプーン一杯食べていたといわれます。

現在ではワセリンは肌を保護する保湿効果は認められていますが、薬としての効果はないとされています。

ワセリンは皮膚の表面の膜を張って角質層からの水分の蒸発を防ぎ、
乾燥からガードする効果を発揮します。

皮膚を保護する効果もあることから、医薬品やスキンケアの保湿や保護にも用いられているのです。

自分の肌質やそれに合う化粧品を知る


最近では高価なコスメティックスに頼らず、シンプルなスキンケアを推奨する人も増えています。
あるいは、IPSコスメティックスの美容液でのスキンケアも効果的です。
IPSコスメティックスによるスキンケアは非常にシンプルで使いやすく、
忙しいなかケアが大変という方には特に指示されているのです。

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